インスタで「いいね」が多かった投稿から学ぶ、人気を集める写真。いいね!もフォロワーも増やそう!
2019/11/08
今回はインスタで「いいね」をたくさんもらえる写真というテーマで考えてみたいと思います。記事を参考にしてもらえればより多くの「いいね」を増やすことができるでしょう。
その為にお恥ずかしながら、我がインスタグラムの投稿の中から「いいね」をたくさん頂いた写真を自己分析してみました。どんな投稿が喜ばれていて、見てくれた皆さんが楽しんでくれているのかということを探ることで、それが「人気を得る写真」となるヒントになるのでは?と考えたからです。
人気が出た投稿は「いいね」の他にも「コメント」や「フォロワー」も一緒に増加する傾向があります。フォロワーを少しでも増やして、インスタを楽しみたい人は必見です。
当ブログのInstagram「TORIPPIN PHOTO」
https://www.instagram.com/torippin/
100件近くの投稿をしてきた中で(たまたま)人気があった写真に絞って分析することで何か見えてくるだろうし、今後より良い写真の投稿に繋げられるといいなと思っています。
しかしあくまでも当方のインスタでの事なので一例だということは言うまでもありませんが、もし多くの「いいね」や「フォロワー」の獲得を目指すのであればぜひ参考にして欲しいと思います。(ちなみに「いいね」の狙い方と、「フォロー」の狙い方は別物です。後述します)
インスタで「いいね」が多い投稿と少ない投稿、何が違うのか?
まず、インスタで「いいね」が多くもらえる人気投稿はそれ以外と比べてどこが違うのか?ということを考えてみたいと思います。
ここで既存のフォロワー数やハッシュタグ、人気投稿掲載(過去記事参照)などはひとまず考えないとすれば、以下の様な要素で見る人が増える(「いいね」が増加)のだと考えます。
1、キャッチーな被写体
誰もが知っている様な被写体がしっかりとあり、しかも色や形が変でなければ、見た人も投稿に気持ちが入りやすいのではないか?と思います。例えばイチゴとか、ねこちゃん、綺麗に咲いたお花などの様に、身近で受け入れやすい被写体が人気のカギとなりそうです。
2、旬なもの
季節に合っている投稿は共感を得やすいと思います。例えば春なら桜とか、秋なら綺麗な紅葉など。その時期の風景や情景を季節感たっぷりに撮れば見る人が多いのは当たり前のことです。ぜひ旬な題材を取り入れましょう。
3、クオリティー
画質が良く、ハッキリした被写体を綺麗に撮影したものはインスタのホーム画面(タイムライン)に流れてきたとき目に留まりやすいと思います。インスタグラムは写真系のSNSだけに、毎日数多くの写真投稿が続いているため、他との差別化もという観点からも投稿のクオリティーはとても重要と言えます。面白一発ネタとか、すごく貴重な決定的瞬間などといった写真投稿ではなく、あくまでも普通の写真で「いいね」を稼ぐには、投稿画像における一定のクオリティーが必要だと考えます。
これについて自分がやっているのはカメラで撮った画像の現像(画像の最終調整)です。つまり投稿前の最後の仕上げなんですが、しっかり撮影したものであれば、これはとても効果的です。次項目で少し解説してみます。
投稿のクオリティーを高める為の仕上げとは?
撮った画像をひと手間かけて現像することで、クオリティーを高め、人の目を引く写真に仕上げます。効果は絶大です。
現像とは?
現像は元々フィルム時代のワードですが、デジタル時代ではレタッチソフトなどによる画像の調整を指すことが多いです。自分はAdobeの「Lightroom」というPC用の画像処理ソフトを使用してますが、ガッツリ使うのではなく元の素材を活かしつつ微調整やちょっとした味付けのために使います。
微調整というのは主に露出の変更、トリミング、レンズの歪曲収差の補正、ホワイトバランスを目で見た色合いに近づける、または雰囲気を醸し出すために変える、かすみを取り除くなどです。この時、高性能なソフトであっても適度に行わないと写真に違和感が増えたり、最悪は画が破綻したりしてしまうので慎重にやります。
RAWを使ってみる
RAWとは画像の保存方法で、撮った写真の生のデータ(JPEGなどにしないそのまま形式のデータ)なので、高品質であるし、加工する場合の幅が広がります。JPEGでも補正などできますが、RAWの方がより効果が出やすいです。ただしデータサイズが大きく、とてもかさばる点は注意です。
インスタのフィルターは??
インスタグラムには加工用フィルターが用意されています。たくさんの種類があり、場合によってはとてもおしゃれになったりもするスグレモノですね。ただ自分はあまり使ってません。なぜならLightroomで自由気ままにやるのが楽しいからです。しかし自由度は高いですがお金は掛かります。だからWEB上に転がっている無料のレタッチソフトの使用も時々考えたりもします…。
話を戻すと、インスタグラムに備わっている好みのフィルターを利用するのは良いと思います。でも下手に使うなら素のままの方が良かったりもすることがあります。そのあたりを見極めて、自分の表現したいような雰囲気を求める為に使うのは良いと思います。ちなみに全投稿を同フィルター統一するということであれば、全体の統一感が高まり、内容にもよりますがとっても優れたgalleryになる予感がしますね。フィルターの使用については、要するに使い方次第といったところでしょう。
現像でどれほど写真が変わるのか!?
ここではインスタに実際に投稿して人気があった3つの画像をピックアップして、現像前と現像後を比較したいと思います。そしてどんな部分をいじったのかも少し解説していきますね。
全て左がビフォー、右がアフターとなります
トリミング&色味を調整。
この写真は撮ったままで良さそうでしたが、なんとなくありきたりな感じがしたので、ホワイトバランスを寒色系に変更しました。主題を明確にするためにトリミングもを兼ねて構図を変えています。と言っても、インスタの場合は長方形ではなく正方形が基本なので、写真を投稿するときにどこを正方形に切り抜くかで構図は変えることができます。もちろんオリジナルの画角でも投稿できるし、拡大もできます。色味は赤色の背景を青くして際立たせようとしただけです。。あと寒色は好みってのもあります。
大胆にホワイトバランスを調整
こちらは曇りの朝に撮影した木の実ですね。オリジナルでも寒々した感じはありますが、もっと印象的にするためにこれもホワイトバランスをダイナミックに寒色方向に変更しています。これにより赤いはずの木の実も青みがかってしまいますが、極端ではないのでこれでいいかなと思います。あとこれも若干トリミングして不要な部分をカットしています。やる時はこれくらいいじってみるとだいぶ雰囲気を変えることができますね。
コントラストや傾きを補正
この雪だるまは綺麗に仕上がった一つです。背景の空とのコラボなのでコントラストを高めて被写体を浮き立たせることにしました。それとちょっと傾いていたので補正しています。「Lightroom」なら細かな設定が簡単にできます。未だにチュートリアルも見ずにいじってますが、それなりに操作できますよ。簡単!
それとホワイトバランスはオートで撮影しましたが太陽光に近い感じに(暖色気味に)変更しました。これにより雪の質感をより再現できたのかなと思います。
雪だるまの作り方については・・・秘密です(笑)
彩度をちょっと上げる
こちらは夕日に照らされた小さなつぼみです。ドラマチックな雰囲気を出すべく彩度を高めます。何でもやり過ぎるとおかしなことになりますから、効果を見ながら調整し、透明感を失わない程度に少しだけ彩度(色の鮮やかさ)を上げました。つぼみだけでなく、背景も色合いが良くなりましたね。ついでにシャドー部分を少し持ち上げて、軽くトリミングしました。作業時間は2・3分?程度ですが、ひと手間加えたことにより趣のある写真になったと勝手に思っています。フォロワーさんたちの評価もまずまずです。雪国の冬場は単色になりがちですが、空や夕日を取り込めばステキな写真が簡単に手に入れることができますね。
どの項目を調整するかは慣れていけば大丈夫
ここまで色々な調整項目があったかと思いますが、実際にソフトができる調整が大量なのでどの項目をどれほど触ればいいか悩むかもしれません。自分もテストを繰り返してどれがどんな効果なのか覚えてきました。今ではやりたいことをササッとできますが、慣れないうちはいろいろ触ってみて、ダメならもとに戻して・・・ということをたくさんやるしかないと思います。
結局自分の目指すイメージに近づけるように、複数の項目をいじることが多いです。例えば画像が暗ければ明るくし、色が薄い感じなら彩度を足すなどです。これらはヒストグラムを指標にすると良い場合があります。
色味などはいじったかいじらないかくらいが投稿した時にちょうど良かったりします。PCとスマホでも表示される色味が違いますのでやり過ぎは注意しています。あとこのようなソフトを使うならば、せめて白とびや黒つぶれなどの減少は解消するのは当然でしょう。簡単に調整できる部分ですので。
というわけで、画像処理ソフトも様々ですが、ちょっとしたことが大きく影響してしまうので各項目の数値をいたずらに変更せず、自分としてはあまり触らないけど効果的な使い方をしていけるように勉強しています。どうしてよいか分からないという方はとにかく色々触ってみて、様々な変化に慣れていきましょう。続けれいれば作業のスピードは全然かからなくなります。良い感じになったらJPEGで保存してスマホに送り、インスタに投稿しましょう~。すこし面倒ですが、スマホアプリなどでやるより仕上がりが良いはずです!
<上記の写真は全部NikonD750と単焦点レンズを使って撮影し、アドビのLightroomという画像処理ソフトで現像した後、インスタグラムに投稿したものを使っています。使用レンズなどについてはトップページやカテゴリーから紹介記事を見ることができますので良ければ覗いてみてください>
「いいね」を狙ってばかりでは「フォロワー」は増えない
現像で仕上げたらインスタに投稿してみましょう。良い題材で、クオリティーも高く、ハッシュタグもちゃんと載せれば念願の「いいね!」は確実に増えていくはずです。「いいね!」が増えていけば少しずつフォロワーも増えていくでしょう。
でも、「いいね」と共に「フォロー」も頂くことも確かに多いですが、実は「いいね」だけ狙ってもフォロワーは劇的に増えないです。(有名人でなく、一般ピーポーの場合です)ではそれはなぜでしょうか?理由は1つです。
投稿への「いいね」は一瞬の感動に過ぎず、プロフィールが興味のないものだったり、ギャラリー内の他の投稿が(見た人にとって)価値が無ければフォロワーにはならないから、だと思います。
当方のインスタに頂戴するコメントをご覧頂くと分かりますが、プロフィールに書いている事にも触れて頂ける事も多いし、写真のクオリティーを褒めてくださることもとても多いです。このことからスマホにしても一眼レフにしても、適当な感じで投稿していてはだめだし、プロフィールもある程度詳細を書いておくほうが良さそうです。こうやって全体的に丁寧に作り上げなくてはギャラリー自体を気に入ってもらえず、結果多くのフォロワーを取り込めないということになります。
別の記事でも書いていますが、最も大事なのは低品質な画像のアップを避け、常に良い投稿を心がけることです。これはフォロワー獲得に直結します。あと投稿時には写真にまつわる一言を添えると良いと思います。撮った時の気持ちや説明などで良いでしょう。
それから、フォローして欲しいな、見て欲しいなと思うジャンルのユーザーを意識したギャラリーを作ること、例えばそのテーマにそぐわず不人気になりそうなものや、どうでもいい投稿を増やさないというのは重要かと思います。
また逆を言えば、良い投稿を続けていれば自然にフォロワーが付いてくるということになります。「いいね」をたくさんもらえる投稿というのは、それなりに良質な仕上がりであり、人目を引くこともできていることになるし、フォロワーを呼び込むきっかけになると予測できますから、多くの「いいね」を目指すとともに、プロフィールやギャラリーを洗練しつつ、それぞれの投稿を良質なものにしていくことが人気ギャラリーを育てるために大事なんだろうと思っています。
・・・自分の好きなものや気に入ったものだけをアップしていきたい!という楽しみ方であれば、この限りではありません。いやいや、インスタを人気のあるしっかりしたものにしたい!という方は過去記事「インスタグラムで人気になる方法。これを知ればフォロワーや「いいね」を確実に増やせます!」も参考にご覧ください。今回の記事で載せていないハッシュタグなどのテクニックについても掲載しています。
まとめ
たくさんの「いいね!」がある投稿は、
・キャッチーな題材である。
・季節感がある、旬な題材も正攻法。
・明瞭で良質な画像である。
おすすめのテクニックは、
・投稿のクオリティーを上げるために現像(微調整)を行う。
・あくまでも撮った写真を軸に手を加え過ぎない。
・プロフィールも大事に。
・優良な投稿を続ける。
これらを参考に「いいね!」やフォロワーをどんどん増やして、もっとインスタグラムを楽しんでいきましょう!