クローズアップレンズでマクロ的に大きく撮っちゃおう
2018/06/06

手軽に近接撮影ができる!?
マクロレンズを持っていないため、手軽に近接撮影できるといいなぁと思ってクローズアップレンズを買ってみましたのでレビューします。
それはケンコーの「ACクローズアップレンズ No.2 72mm」ということでSTFレンズ(SAL135F28)に装着する予定のものです。高い物ではありませんが、果たして効果はどうでしょうか!?
開封してみます!

ケンコー・トキナー製
左:クローズアップレンズのNo.2 本体です。
右上:しっかりしたレンズケースや説明書が付属してました。
右下:思ったより厚みがあって重いです。
今回購入したのはACタイプですが、MCタイプとか、もっと高いモデルなど、様々なラインナップがあります。それぞれのレンズに合うように口径も選べるし、拡大率別にNoが分かれています。
紹介したものはネットで6500円+送料くらいな価格でした。
基本情報(公式サイトより)
クローズアップレンズはレンズの前に装着するだけで、最も簡単に近接撮影が行える接写用品です。光量が低下しないのでシャッタースピードが遅くなりません。
「ACクローズアップレンズ」は1群2枚で色収差を補正した、高級タイプのクローズアップレンズです。単玉タイプと比べ優れた描写力を発揮し、シャープな画像が得られます。
No.2は、レンズの最短撮影距離が70cm、80cmといったものや1m以上のものに最適です。もともと最短撮影距離が短いレンズには効果がわずかです。
49mm~77mmのラインナップ。
AC(アクロマート)とは?
複数のレンズを組み合わせることで、色収差を補正したレンズのことです。単玉タイプと比較して球面収差も少なく、クリアな像を得ることができますので、よりシャープな写真を追求する方におすすめします。
実際にSAL135F28(STF)に装着しました

SAL135F28に装着してみた
左上:STFレンズに装着した画です。
右上:ねじ込みもきちんとしてます。
左下:枠が1cmくらいあるけどケラレ無し。
右下:レンズケースを使って試し撮り。寄れます!
実写テストをしてみました

どれだけ大きく撮れるか、レンズテストです
左:まず通常の撮影です。(頂き物の入浴剤^^)
中:SAL135F28で最短撮影距離です。
右:クローズアップレンズ装着だとこうなります!(ピン甘い!)
STFレンズに付けた使用感は?
重みと厚みがあるのですが脱着はとても簡単です。ピッタリとネジも咬みます。
SAL135F28はただでさえ被写界深度が浅いですが、クローズアップレンズを付けるとさらに薄くなりますからマニュアルレンズの場合気を付けないとピンボケ量産になりかねません。必要に応じて絞りを調整しましょう。
ただ、かなりクローズアップレンズの効果はありますね。大きく撮れるのですが、被写体を拡大するというか、カメラが寄れるので大きく写っている感じです。
ちょっと不安だったのが画質ですが、分かるほど落ちることなくクリアな感じだったし、2枚重ねのレンズですが光量なども落ちなかったのでその点も満足しました。
全画素超解像ズームも駆使すると!?

クローズアップレンズ+超解像ズーム
左上:SAL135F28の最短撮影距離。
右上:クローズアップレンズNO.2装着
左下:カメラ機能の超解像ズーム×1.4倍
右下:超解像ズーム×2.0
モデルのお人形は約10cm程度の大きさになります。
余談ですが、、カメラ設定で「APS-Cサイズ撮影」を入れるとさらに画角が1.5倍になって、更に大きく写せます。ただし2400万画素から1000万画素に落ちてしまいます。
全画素超解像ズームもいいんですが、やはり光学ズームの類を使えば画質が劣化します。ズーム2倍で撮影したものをPCで見ると無残です。。あとで画像をトリミングしたほうがマシかもしれません。だから積極的に使うのはクローズアップレンズだけにしておこうと思います。安いクローズアップレンズだと歪みなどあると思われますが、ACクローズアップレンズは寄れますが画質にあまり影響してなさそうです。
まとめ
画質もそこそこ良さそうだし、ものすごく寄れますね。あとSTFレンズとのフィット感もいい。
No選択もこれでよかったと思います。50cmくらいまで近寄ってちゃんとピントが合います。
まだあまり慣れてませんので、暇なときに光学的な部分をフィールドテストをしてみる予定です。
そういえばケンコーのレンズプロテクターなら持ってましたが、クローズアップレンズもいいですね。マクロレンズ1本買ったと思えばリーズナブルでは!?
今度はUVカット系のレンズフィルターなんかも買ってみようかと思います。
今回のは以下の店から買いました。
KENKO/ケンコー AC No2 72mm |