sony STF(135mm)

【STF×使い方】STFレンズとα7Ⅱで初心者でも美しいボケを活かした撮影をする方法

2018/10/31

STFレンズ(SAL135F28)とα7Ⅱを使って初心者でも美しいボケを活かした撮影をする方法とは?

ここではα7ⅡにSTFレンズ(SAL135F28)を使った写真撮影の方法をご紹介したいと思います。スマホで撮るようなノリのスナップ的な撮り方ではなく、ミラーレスカメラながら作品的にしっかり撮影をする場合の手順になります。と言っても難しく撮影してもつまらないので基本部分を中心にしたいと思います。読んで頂ければ初心者の方でもうまくこの銘レンズを使いこなすヒントになりますから、練習しながら美しいボケを楽しんでいきましょう。

では実際にどのような作業があるのか順番に見てみましょう。下では一例を挙げておりますが、これを基本にして色んな写真にチャレンジできるようになりますよ。

STF実践編:例えば1輪の花を撮影する場合

①準備

まず被写体となるお花を決めましょう

被写体自体の選び方ですが、自分で見たときに「ときめくもの」や「ちょっと絵になりそう」なものをチョイスするといいです。公園などの散歩中に「気になったもの」でも良いでしょう。この時に頭の中で大まかにフレーミングをイメージしておくと尚良しです。

何でも撮っていいわけではない

他人のお庭であるとか、立ち入り禁止の場所、撮影禁止の場所、写真撮影を控えるべき空間、撮影マナーなどもありますから、つまらない問題が起きないようにコンプライアンスを配慮しつつ、楽しく撮影しましょう。

切り取るイメージを膨らまそう

背景も含め画角や構図など、写真の仕上がりイメージを決めます。特に背景は重要ですから、できるだけ被写体を引き立てることができ、自分の撮りたいイメージに合いそうな背景やアングルを選びたいですね。(例えば白いお花を撮影するのに背景が白い壁だと微妙になりますよね)

それと横向きが良いか、縦の写真が良いのか、被写体や周辺の状況で考えてみます。必要に応じてしゃがんで撮ったり、超ローアングルなら液晶を頼りにする必要もあるかもしれません。
注意したいのは、被写体がど真ん中にくるようなフレーミングになってしまうと、折角撮った写真も素人っぽくなるのでオススメしません。

天候は意外と大事

意外に重要なのは天気です。STFレンズは実際の絞り値がF4.5相当になるため、明るいレンズではありません。したがって晴天での撮影と暗めな曇りでの撮影でかなり撮れた写真の仕上がり、特に解像感や透明感が違ってきます。今回は一輪の花を撮るということですから、曇りでもそこそこ明るければ良いですが、やはり晴天の日中がベストでしょう。あと風があまりに強いと植物は揺れますので被写体ブレが発生して良い撮影が少し難しくなりますので避けたいです。

カメラの準備は徹底しておく

カメラですが、本番の前に充電が切れているとかメモリーカードが入ってないなどの凡ミスがあると地味にショックですから必ず事前にチェックしておきましょう。α7Ⅱのバッテリーは消耗が早いですし、使ってなくても少しずつ減っています。
それとカメラ内のイメージセンサーをブロアーを使ってクリーニングしておきましょう。チリやホコリを払っておくメンテナンスをしておくと作品に影響することがあるからです。センサーに付いていたゴミ等が、場合によって撮った写真に黒い点の様に写ってしまうことは良くあります。同様にレンズのチリなどもメンテしておきましょう。

レンズはアダプターとセットで準備

レンズはSTFですからSONYのAマウントになるため、SONYのEマウントであるα7Ⅱに装着するためにマウントアダプターを経由することになります。僕はマウントアダプターとしてソニー純正でフルサイズレンズ対応のLA-EA3を使用しています。大変クオリティーが高く、フィット感も良いです。さすが純正です。

レンズフードも付けましょう

SAL135F28の純正レンズフード(ALC-SH0014)は意外と大き目なフードですが、できれば邪魔などと思わず撮影時はいつも付けることをオススメします。フードを装着しておくとレンズに入ってくる余計な光をカットできるし、レンズ破損の予防や、ゴミなどからも守ってくれたりします。ちょっとレンズが長くなりますが重くはないし、こういったメリットもありますから装着することをおすすめします。

三脚があればベスト

三脚を使うとカメラが安定し手ブレを防止になります。特に大きなF値(F8以上など)を使う場合にはシャッタースピードが落ちるので手振れに注意が必要になり、三脚が活躍することがあります。
また、三脚の使用はカメラを構え続ける体への負担を軽くできます。そして決めたフレーミングを違う設定で撮るときなども楽です。

カメラ設定を確認

もし必要ならカメラ設定にてWBの調整やや露出補正、ピクチャ ーエフェクトなどもを設定しておきましょう。
RAW現像をするなら記録方法のメニューも確認しておきます。
基本的に絞り優先モード、マニュアルフォーカス、ピーキング、などを設定して、実写する時に被写体全体にピントがちゃんと合うようにします。

レンズ側は、自然な前ボケや背景ボケを狙うならTナンバー(STF)に合わせてボケ具合を調整します。当然ながら最も美しいボケを堪能できるT4.5を一番おすすめ致します。STFレンズの特徴であるように、ピントの合っていない部分が滲んで風景に溶け込むような美しいボケを発揮します。
逆に、被写体の輪郭や細かな部分まで写したいとか、広いゾーンにピントを合わせたいなら絞りリングを「A」ポジションにして、通常のレンズのような使い方同様、F値を大きくしながら好みの設定に調整しましょう。


②実写

被写体に向けてカメラを構えます

良い写真にするには手ブレは絶対にNGなので、カメラがブレないように両脇をしっかり締めて固定するようにして構えます。それとファインダーを覗きつつ、アイピースに少しだけ顔を押し付けながらカメラボディーを固定するようにしておきましょう。ついでにシャッターを切るときには一瞬息を止めると細かなブレ予防にもなります。α7Ⅱには5軸手ブレ補正がボディーに搭載されていますが、フルサイズセンサーということもありますから手ブレ補正機能にに頼り過ぎずに自分でもできる限りブレ防止に努めましょう。

理想の場所へ自分が動く

STFレンズの焦点距離(135mm)は一般的には中望遠となり、被写体とは適度なワーキングディスタンスを得ることができます。例えば1輪の花をちょっと寄って撮影するなら一歩下がって構えてちょうど良い感じになります。こういった単焦点レンズは積極的に自分で動くことが大事です。もしもズームレンズなら自分が動かなくても画角の調整はズームリングを回すだけでできますが、STFレンズでは自分でちょうどいい位置に動かないとなりませんのでその点は理解しておきたいです。

水準器を使ってみよう

カメラの設定でファインダー内に電子水準器を出せますので、これを使って水平を確認します。
あまり傾いた写真はかっこよくありませんから、こういった機能を活かしてみましょう。

ピント拡大機能とピーキング機能でしっかり合焦させる

SAL135F28はマニュアルレンズ(AFが使えない)なので、慣れるまでピンボケが発生してしまうかもしれません。でもα7Ⅱの機能を駆使すればそういったピンボケの失敗写真を減らすことができます。

1つはピント拡大機能です。ピントが合っているか確認するために、2段階でアップ画像を見ることができます。細かく合わせる場合は必須なのでカスタムボタンに設定しておいたほうがいいです。

もう1つはピーキング機能です。ピントが合ってシャープになっている部分に色を付けて教えてくれます。これを頼りに自分が合わせたいポイントにしっかり合焦させることが可能になります。ピント拡大機能と合わせて使用したいです。

MFでのピント合わせのコツ

前述した内容を練習することでたとえマニュアルフォーカスであっても素早くスムーズにピントを合わせられるようになります。ちなみにSAL135F28のフォーカスリングはグリップもしっかりしており、細かい加減でピントを回しやすいです。フォーカスリングを回すのが基本ですが、適当に自分の立ち位置を前後させて調整することもできます。

ピント合わせをまとめると・・・
1、シャッター半押し(手ブレ補正ON)
2、ピント拡大
3、ピーキング
4、シャッター押し込んで撮影
となります。

・ピーキング機能は3種類のカラーを選べたり、効果の強さも選べるので好みの設定にしましょう。
・どうしてもピント山が確認できなければ拡大して目視でチェックして緻密に調整しましょう。
・撮った写真のピントがしっかり合ったのかを確認するといいです。この時も拡大表示が可能です。


③撮影後

撮影画像のスマホ転送

SONYが運営している「PlayMemories Mobile」をスマホにダウンロードしておくと、撮った写真をすぐにWi-Fi転送することができます。またこのアプリの機能である「スマートリモコン」を使用すればリモートでシャッターが切れたり、「マルチカメラコントロール」を使えばスマホでカメラを操作したりすることもでき便利ですよ。SONY公式サイトから詳細をご確認ください。

SONYの写真管理ソフト紹介

こちらもSONYの画像管理ソフト「PlayMemories Home」があると写真を撮影日別に管理したり、画像の管理・編集・共有機能も備えています。スライドショーなんかもできますよ。
公式サイトで詳細をご確認ください。Windows/Mac用どちらもあります。


重要事項まとめ

・自分がときめく被写体を決め、楽しんで撮る
・手ブレに注意してしっかりカメラをホールドする
・ボケを活かして撮るならT4.5でSTFを活かす
・ピント拡大機能とピーキングを駆使して被写体にシビアに合焦させる
・何枚も撮影してMF(マニュアルフォーカス)に慣れる
・撮影した後はピンボケが無いか、ピンが甘くないかチェックする

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